思いの外長いのとネタバレとカップリングの話がありますのでご注意をば。
劇場でとりあえず10回観たので、のらりくらりと感想まとめ。
来週も行きますけどね。オメガモンほしい。
あとせっかく3週って決まってるなら最終上映にいきたい。
まずは、自カプが爆発していなかったので無事でした。
丈ゴマの再会尊いし、音楽すばらしかったし、braveheartの大サビでタケルくんのD3が映ったときは大興奮してました。
サントラほしい。
戦闘シーンやデジモンたちの作画やキャラデザもかっこよかった。
八神ヒカリさんは天使です。ああかわいい。
butter-flyとbraveheartとI wishのはなし
太一さんが自転車に乗ってbutter-flyがかかるオープニングはとても良かった。
butter-flyと言えばむげんだいなあああああああああだけど、それを「stayしがちなイメージだらけの頼りない翼でもきっと飛べるさ」からはじまるって結構意味ありげ。
太一さんは今まさに「stayしがちなイメージだらけの頼りない翼 」なのかな。
これからの新しい冒険で飛べるようになるのかな。
もう聴けば聴くほどすべて太一さんの曲に聞こえてくるのです。
braveheartなんてもうすべての歌詞を引用したい。
「君にしかできないことがある
青い星に光がなくせぬように」
「壊せ 弱気な君を
崩せ ぶつかる壁を
熱い鼓動 武器になるから」
太一さん…!
ていうかヤマトくんのセリフほとんどbraveheart歌ってた。
I wish、ピコピコすごいかわいいし、ドットアニメもかわいかった。
オリジナルの I wishの映像に合わせてきてるし、あれほしい。待ち受けとかにしたい。
「ハートを映す瞳 振り向けばあるかな」
ハートが太一さんの心ならそれは勇気だよね、ってことはハートを映す瞳はアグモンだよね。
アグモンはすぐそばにいるよ、太一さん。
とにかく曲がよかった。
これから、勇気を翼にしてがぴったりくる展開が来るといいな。
八神兄妹のはなし
開幕八神ありがとうございます…!圧倒的感謝…!
八神ヒカリさん、6:20の時点で既に制服に着替えて、お兄ちゃん起こすの?
毎朝起こすの?おふとんひっぺがすの?
お兄ちゃん見送って、その後わざわざ月島までお弁当届けに行ってからお台場中に登校するの?
お兄ちゃんに、ストロベリーチョコボンバークラッシュの季節限定ハイパートロピカルエスプレッソ買ってもらうの?
かわいい…
もしかしてお弁当はヒカリちゃん手作りだったりするの?
海苔メッセージとか書いてあるの?
おにいちゃんがんばって みたいな?
クラスのやつに見られて、おい太一食わせろよヒカリちゃんの弁当~ばっか俺の飯だよ!とかやってるの?
かわいい…
あと八神ヒカリさんの、サッカー部員への興味のなさ!
棒読みのがんばってくださいとやる気のないファイトポーズ!
最高かよ…
もう絶対中学でも太一さんのサッカー部の後輩からヒカリちゃんて呼ばれてるじゃん…
もてもてじゃん…
大輔、タケル。ガードはまかせたぞ。
あとヒカリちゃんから電話かかってくるシーン。
ノータイムで出て「ヒカリっ!」ですよ。見てないよね画面。
見ないでヒカリちゃんだとわかったのか。
あれか。バイブ設定を変えてあるのか。
普通のときン゛ーーーーーーーーだけどヒカリちゃんのときはン゛ーッン゛ーッン゛ーッみたいなやつなのか。
そんでもって互いに心配しあう兄妹…尊い…
いやあはかどりますね。あとはこちらで補完しますのであしからず。
キャラクターのはなし
デジモンアドベンチャーのキャラというよりも、それぞれの役割をあてはめられている、という印象だった。
悩める青年の主人公、それを叱咤激励する熱いライバル、パソコンオタク(童貞)みたいな、そういうテンプレート的な感じがして、「このキャラ」がこんなこと言うだろうかというギャップが拭えなかった。
光子郎くん、確かに映画のあれで烏龍茶イメージはあるけど「烏龍茶が好き」設定ではなかったと思うし、そこまで烏龍茶推す必要あっただろうか。
なんというか、とても記号的。
そしてそれ故に軽薄に感じてしまうことが多かった。
特に太一さんは、他のキャストさんがオリジナルキャストさんと声質も似ていてしゃべり方も似せてきているのに対し、恐らくわざとだろうけれど、似せようとはしてきていなかった。
藤田さんボイスになれていると、なかなか最初はつかみづらかった。
周回を重ねると、なるほど悩める思春期の高校生役なのだな、と。
太一さんにおかれましてはなかなか悩める青年で、正直その行動の動機が見えないように感じる部分もあったのですが、それが「リアルな高校生」だと言われたらはいそうですかと言うのみです。
ただその「リアルな高校生像」はそこはかとなくおっさんがつくっている気がしますが。
選ばれし子供たちって、こどもだけど、考え方や能力はそれぞれちゃんとひとりの人間として認められるもので、決して型にはめられた「らしさ」ではなかったように思いますが、それが「成長」なのですと言われればはいそうですか。
ことばづかいとか結構気になったのだけれど、これは二次創作マンだからかしら。
特に弟妹ズは、兄に対してそんな対応だったっけ。
お兄ちゃんへこんでる?なんてわざわざ言うだろうか。「太一さんがへこんでることをヒカリちゃんはわかってること」を伝えるシーンはその前やってるから2回出す必要はないし、あえてお兄ちゃんにへこんでることを確認するのはどういう意図なのか。
まあでも、私にはフィルターかかってるので八神ヒカリさんは何してもかわいいです。脳内補完されています。かわいい。
太一さんの携帯電話のはなし
もうこれ気になって仕事も手につかないのだけれど、太一さんはなぜアグモンからのメールを開けなかった?のだろうか。
2005年に高2だったらたぶん高校入学から携帯持ってるだろうし突然操作できなくなるなんてことないよなあ。
ふだんeメールだけどショートメールとかできたの?
それともなんかエフェクト違ったの?
もしかしてDメール?
それからヒカリちゃんのお兄ちゃん携帯の操作のこなれてること。普段からかわりにメール送ったりしてるのかね。ありがとうございます。
世界観のはなし
結局とらいはパラレルの世界なのか。
デミウルゴスが作った世界は真の世界の影、それがとらい世界線てことなんかね。
てことは02世界線の25年後、「全ての人々にパートナーデジモンがいる世界」を望まない何者かが02メンを排除した結果がとらい世界線で、02がなかったからバンドコンクールも襲われなくてヤマトくんが空さんを助けることもなかったからヤマ空にはならなかったってこと?
だから曖昧な関係みたいになってるってこと?
これで世界線が戻ってナチュラルズにヤマ空が付き合いはじめてたら爆発するしかない。太一さんは二度死ぬというのか。
タケル君とヒカリちゃんのD3は?
劇中ではD3って単語でてこなかったけど、02がないとD3にならないよね?何があったの?
そしてこの流れだと、めこちゃんはリーディングシュタイナーで、02世界線に戻すために何度もタイムリープを繰り返してる。
もしくは02世界線に戻すためにはめこちゃんが犠牲になる必要があって苦渋の決断を迫られたりするわけだ。
冒頭太一さん寝てたし、2章の終わりで1章のはじまりと全く同じ朝の風景とか全然ありえる。
でもそれなら、ヒカリちゃんが時を繰り返す役目になると思うのだけれど。とらいで普通の中学生になったヒカリちゃんにはそんな力はないのか。
平田さんがナレーションてことはこれも高石先生の作品のはずなのだが、高石先生は何を思ってこの作品を書いたのだろうか。
それともタケルがリーディングシュタイナーで、時間や世界線を超えて全てを経験してきたのか。
「デジタルワールドの冒険」の語られなかった世界なのか。
カップリングのはなし
とりあえず、自カプは絶対に公式で恋愛沙汰あれこれされることがないので、その点は安心して見れます。
露骨なカップリング表現はいらなかったように思いますが。
わざわざ太空ヤマぶっこんでくるの、話の大筋にかかわってないなら蛇足でしかないし、それが話の大筋なのだとしたはそれは果たしてデジモンアドベンチャーと言えるのか。
タケル氏、「ヒカリちゃん、ヤキモチ?」とかお前、それを自分で言うのか。
ヤキモチ焼かせようとしておんなのこといちゃいちゃしてんの?
でもヒカリちゃん脈ゼロだよ!ああかわいい。
タケヒカは公式的には恋愛関係じゃないからね。まあ仲の良いお友達なのでしょう。ナチュラルに一緒に帰ってるしね。
でも公式で恋愛関係否定してるのにそれ以上をやるのはちょっとさすがにいただけないので、もう大丈夫です。
こちらの脳内ではタケヒカ結婚世界線もありますから。ふたりのこどもの名前も決まってますから。
日常パートの恋愛蛇足部分全部削ってもっと太一さんの葛藤とか、モンとの再会全員分とかいれましょうよ。
というか、カップリングなんてキャラが魅力的なら後からついてくるもので、わざわざ二次創作勢にそんな「過剰なサービス」していただかなくて結構です。
普通にオリジナルを踏襲したデジモンアドベンチャーを作ってください。
公式が二次創作からネタを拾ってくるのは天下の東映さんがやることではないよ。
特典について
正直、上映館も限定されていてシアターのキャパもタイスケもわかるなら土日持つぶんくらいは用意しろよとは思います。
ただ、こども向けアニメの入場者プレゼントと大人向けアニメの入場者特典は違うので、入場者特典が初日の昼になくなるのは、まあ普通のことなのです。かなしいけどこれ戦争なのよね。
そしてこれは公式の問題というよりは劇場側の問題なのです。
在庫をどれだけ置いておけるかは劇場の規模やらバックヤード事情やら、色々なものがからんできますし、さらに今回は人気アニメの劇場版と封切りがかぶっていたので余計大変だったと思います。
憤りもごもっともだと思いますが物理的に不可能だったんですね。
第2章以降、上映館が増えたり、とらいへの期待値がもっと高まってくれば、あるいは。ちゃんと金になると判断されればきっともっと特典も用意される、はず…!特典再入荷もある、はず…!
ただ、公式さまは基本的におかねもうけがへたくそだからどうかなあ。というか刷れば刷るほど赤字なのかもね。
それでも物販は「アニメの劇場版」と考えればかなり良心的な方です。
某人気アニメ劇場版の初日、始発で物販に並んだら、最速上映には間に合いませんとアナウンスされました。最速のチケットを取っていたので映画を観て、出てきたら物販は売り切れていました。そういう世界です。
今回バルト9では朝6:30物販開始だったので6:30に現地に行って、1時間程度並んだらBlu-rayその他物販ほぼ買えましたし、17時くらいまで残っていました。
もちろん転売が多くて憤っている人もたくさんいました。
対策は、並ぶしかないのです。
とらいに関しては初日のチケットを持っていないと初日にBlu-rayは買えないですが、チケットの枚数分円盤を買えるので、代行を頼んだりとか。
というか、私は初日のチケット7枚持ってたのにBlu-ray1枚しか買わなかったので、もはや阿鼻叫喚タイムラインの誰かの代行すれば良かったかなと。
欲しい人すべてにBlu-rayが手に入る幸せな世界になりますように。
たぶん私は、あまり正統続編という気持ちでみていないかったのだと思います。
だから結構楽しんで観ていたかと。
二次創作的にも自カプは無事だったので、今まで通り自由にやります。
色々言いたいことはあるけど、とりあえずは次章を待てという感じでしょうか。
まあまだ6分の1ですからね。エンジェモンに進化もしてないし、カミナ兄貴も死んでないし、マミさんはマミられたかなくらいです。
きっとこれから伏線も回収して、あっと驚くような展開で我々を魅了してくれるに違いないですね!!!
でも八神ヒカリさん(14)に彼氏がいたら許さんぞ。八神ヒカリさんがもんじゃ女子会で彼氏どんなひと?とかきかれてお兄ちゃんみたいなひと♡とかいう発言があったら、それは私の死に場所です。
これは本当に余談ですが、今期のプリキュアがすごくいいんですよ。
シナリオも作画もシリーズ最高傑作と言われています。
前作が10周年記念だったわりには全く振るわず、今年に賭けていたのでしょう。
そのおかげでプリンセスプリキュアが毎週神回神作画です。
人員も金もかけているのでしょう。
その余波を受けていたりもするのでしょうかね。