3章ネタバレ感想
とらい3章の感想です。
映画、パンフ、雑誌、舞台挨拶等のネタバレを含みます。
個人的な感想と妄想です。
カップリングのはなしとかもします。
あまり本気にしないでください。
なんでも許せる人だけどうぞ。
「和田光司さんと水谷優子さんに捧ぐ」
これね、先行上映でまずこれ出てきた時発狂しそうでしたね。
そうやってお涙頂戴すんのやめてくれよ。
わざわざ名前出して捧ぐとか、なに?3章だけ捧ぐの?この3章を?
エンドロールでスペサンに入れればよかったじゃん。
アリア劇場版にクレジットされてた川上とも子みたいにすればよかったじゃん。
ARABAKI ROCK FESTで清志郎の一周忌じゃなくて芸能生活40周年を祝ったみたいにさ。
デジフェスでは和田さん用のマイクがあったじゃないか。
あんな一言ですませやがってという気持ちと、
いまだに二人の死を乗り越えられていないのとでぐちゃぐちゃですわ。
スタッフは3章を泣かすつもりできているから、
さあ泣け!泣くでしょ?こういうこと言われたら泣くでしょ?
みたいな感じがしておじさん怒髪天。
人の死を消費しようとするなよ。
芸能人とか有名人とか誰かが亡くなったときによくついったでみられる
ご冥福お祈りポエムが本当に気持ち悪くてむりなんですけど、公式が、映画でやるなんてね。
他人の死を利用してカタルシスを得ようとしているのに虫酸が走る。
さぞかし気持ちいいんでしようね。だって人が死ぬんですよ!
ミミちゃん周りなにも解決していない。
女子どもほんっときもちわるい。
全部終わってから上から目線でほめてきて来年は絶対着ようよ~とか、
結局ミミちゃんの案に反対していたのではなく
ミミちゃんが気に食わなかっただけってことがはっきりしましたね。
来年は(太刀川さん抜きでさも自分たちが考えたかのように)やりたいね!
純真と自己中心的の構図ぜんぜん活きてない。
そもそもミミちゃんがギャルすぎてこわい。
光子郎君に対してぎゃんぎゃん怒鳴るミミちゃんにとても違和感。
ハァ????みたいなドスのきいたかんじとか、アメリカでなにがあったの?
リブートのことを知って別れを惜しんでるあたりのミミパルとか
そんなんでいいの?そもそもあの会話はなんだ?
ミミちゃんは誰からも愛されるお姫様だったはずだ。
それが成長するってことなの?
丈先輩は一瞬でふっきれてますね。
むしろ受験戦争的にはこれからだと思うんですけど。
進学校なら放課後も土日も補講とか模試とかあるだろ。
しかもこの年はセンター試験の体制が変わる最初の年だし、
毎日センター演習してた気がするけど。
過去問と、新指導要項に対応した予想問題に、
旧指導要項に対応した2次の勉強で、
この年の受験生はものすごく大変だったんですよ!!!
なのに中学生に言われてなんかその気になってる丈先輩…
葛藤もなにもあったもんじゃないな。
丈先輩の彼女って、主張が強い割には存在が希薄で、
天秤にかけさせるため、リアルワールドに対するしがらみ、
迷いの演出として作られているように感じてしまうので、
もはやちゃんと出してほしい。
とらいタケヒカほんとむりです
高石ここで八神ヒカリさんの生肩に触る必要あった?
高石が後ろにいてヒカリさんの肩をたたいて前に進み出るならわかるけど、
高石の方が進行方向にいて、わざわざ肩をたたいてから
振り向いて歩き出すって不自然では?
お前生肩触りたかっただけだろうが!!!!
タケル君おおきくなったんだ、ですって。
頬を染めるんじゃないよ。
おにいちゃんは許しません!!!
やることが露骨だし台詞に語らせすぎなんだよなあ。
台詞にするとあまりに安っぽくなってしまう。
これはタケヒカだけでなくとらい全体に言えることだが。
おめこちゃんの私かわいそうですアピール。
聲の形の川井さんみたいなね。
困ったら泣けばいいのか。
みんながみんなおめこちゃんのこと仲間仲間連呼してるのは、
本当は仲間だと思ってないから
余計に言葉にすることで言い聞かせようとするあれなのかね。
小学生女子の「私たちって友達だよね!」みたいな。
もちづきめいこと彼らの関係が悪くなるとかなんとか言ってたけど、
その関係を作ろうと東京に呼んだのはそもそも姫川なんだよな。
でも姫川はメイク―モンが感染源だということも知っていた。
ってことはやはり選ばれしこともたちを
内部から食い荒らしてぼろぼろにするつもりで東京に呼んだのでは。
めこちゃんよりも前に知り合っていた世界の選ばれし子供たちでさえ、
「選ばれし子供たち仲間」ではあるけど、
「あの冒険を一緒にした仲間」ではないから、
おめこちゃんがあとから8人のなかに入ってきて
仲間仲間言いまくってるのは正気かって思うよ。
高石君がおめこちゃんにだけパタモンの感染を報告するのは
本当は仲間だと思ってないから言えるのかな。
「お母さんみたい」
だからなんで台詞で言っちゃうのかな。
「泣いていいんだよ」って泣かせてやる空さんには
十分愛情感じるので
それを台詞にするととんでもなくやすっぽい。
というか説明乙です。
いわゆる説明台詞ってやつだね。
でもやっぱり空さんがおめこちゃんに優しくする意味がわからんよなあ。
愛情の紋章の持ち主だからってことなんだろうけど、
露骨すぎるし演出過剰な気が。
おめこちゃんとの仲間ごっこにむねやけしちゃうよ。
空ミミめこの3人でいるときとか、
女子特有のなんかいやなかんじがして、
すっごいうわっつらの付き合いにみえるんだよねえ。
それはそもそもおめこちゃんとの今までの関係が皆無だからだろうけど。
感染パタモンが、タケル君に傷痕をつけるって、たいへんえっちですね。
最初目がギン!てなったときは恐かったけど。
松本美和の芝居はものすごくよかった。
髙石なんで一人称俺にしちゃったん。
まあうちのタケルさんは永遠に僕って言ってるからいいんですけど。
一人称とか呼称とかぶれぶれなの、そりゃリアルの中高生はそうだろうけど
アニメ作品でそんなリアル追及されてもね。
八神ヒカリさんが自称安定を望む者に乗っ取られるシーン。
まずはタケヒカが違うクラスということに歓喜しましたね。
あれはタケル君ほんとにいてもモブ女子から
高石君はいないよ?とか言われちゃうやつ!
ありがとう別クラス!体育とかだけ一緒にやろう!
パタモンが感染してるんだってみんなに言うところの謎の間。
なぜあと2カットいれなかった。
背景、モンたちの後ろ姿、くらいのカット入れておけばもってたはずの間だぞ。
なんでパタモンの下半身の静止画と間をかぶせてくるんだよ。
天下の東映アニメーションじゃないのかよ!
ああ外注でしたね。
さて自称安定を望む者の話ですが、
無印45話に出てきた安定を望む者は、
ちゃんとヒカリちゃんと会話して、からだを借りてましたね。
でもとらいの自称安定を望む者は、勝手に乗っ取ってました。
こりゃあれですね、無印は和姦、とらいは強姦ですよ。
暗黒感ひどかった。
同一のものとは思えないんですよ。
安定を望む者はもしかして複数いるのだろうか。
運命の三女神的な?
アーリィとレナスとシルメリア的な?
姫川が「安定を望むものは神のような存在」って言ってたから、
神ではありませんと断言していた無印の安定を望む者は別人なんですかね。
リブートによって記憶がなくなることを知ったモンたちが
それぞれパートナーと最後の時間を過ごそうとする。
普段甘えないテイルモンが甘えてくるのは大変かわいかったですね。
それだけに八神ヒカリさんの
「いいけど」「全然だめじゃないよ」という台詞が気になる。
なんだその歯切れ悪さ。
「いいよ」って言ってあげてほしい。
ピヨモンの、空への愛があふれることばはいいですね。
ほんとミミパルどうした。
そしておだいばメッセの戦い。
無印のときはビックサイトだったけど、なんかNGでも出たんですかね。
おめこちゃんを助ける石田ヤマト、S君か。
だれだってあいつに夢中になるわ
だれだってあいつが好きになる
エンジェウーモンさん赤のルージュきつすぎません?
おっぱいおっきいのは個人的にはうれしいんですけど
いろっぽすぎるというかこれでは天使でなくリリムみたいですよ。
赤は欲望の色だから、エンジェウーモンが纏うのは違う気がしますね。
パタモンが戦いに行くのを止めようとするタケルを止めようとする八神ヒカリさん。
崩れ落ちる高石に寄り添う八神ヒカリさん。
うんそんくらいにしとこうか。そこぎりぎり。
ふたりの関係に言葉なんかいらないんだよ。
とらいは台詞にすると安っぽくなりすぎる印象があるからちょっと黙っててくれ。
リブートの話のときの
「なぜテイルモンたちはなにも言わなかったんですか?」
はなかったことになりました。あしからず。
あまりに整合性がとれなさすぎる台詞だなあ。
キャストの方からなんか言われたりしなかったのかな。
リブートも終え、呆然とする髙石を抱く石田ヤマト君。
これからセックスするのかと思うくらい大胆な抱き方でしたね。
もはや前戯。
そういえばバイク二人乗りはヤマタケなのか?
最初後ろがヤマトで前がタケルかと思ったけど、
中学生だし運転できないし
ネックレスがヤマト君だったから前はヤマト君なんだろうけど
うしろ誰だよ。
た、ける?
太ヒカちゃん、スポーツドリンクを!渡していました!
私は見ました!
これはあれだね、スポーツドリンクを渡して、ほっぺたにひやっとくっつけて、
おかえしにキッスされちゃうやつですね、知ってる!
おにいちゃんのために傘を持っていく八神ヒカリさんできた妹です。
傘はいっこでもよかったとおじさん思うけどな!
あいあい傘してちょっと肩を濡らしながら帰ろうよー!
光子郎君のオフィスに赴くけだるいミミちゃんどちゃしこですね。
なんだ事後か。
ミミちゃんはペットボトルを捨て、光子郎君はコンドームを捨てているのか、そうか。
いつかなんて待ってたら云々、stayしがちな~
舞台挨拶で監督がおっしゃってましたが、ここが本当のOPらしいです。
つまりこれまでは全てアバンタイトルだったわけですね。
なげえアバンだなおい。
もう本当に温泉と文化祭とは。
お前の高校時代の文化祭の思い出とかいらねえよ。
ていうかね、パンフ読んで卒倒しそうになったんですけど
「リアルな高校生」か「こうあってほしい高校生」か話し合ったって、やっぱり役割あてはめてんじゃねえか!
私がみたいのは「高校生になった八神太一」であって、「八神太一という名前の高校生」じゃないんだよ!
1章からずっと思ってたんだけど、まず枠組みと役割があってそれにあてはめられてるから記号的なんだよ。
ミミちゃんは空気の読めないギャルだし、光子郎君は烏龍茶が好きな童貞だし。
もうこのへんのことは1章の感想ブログにも書いたから割愛しますけど、
やっぱりおっさんが思う高校生だったんだなという事実に打ちひしがれる。
太一さんは「悩める高校生」と「ヒロイン」の枠組みを与えられ、
アグモンは「アホ」と「食いしん坊」の枠組みを与えられ、
そのように行動するよう動機づけられている。
キャラクターとして動いてるんじゃないんだ。
物語の中の役割上の存在でしかないならキャラクターである必要ないのでは。
複数人で脚本書くならキャラクター設定の共通認識は
あってしかるべきなんですけど、
それにしても雑なくくりだし、
脚本家たちが自分たちの学生時代の経験を反映させているって
堂々と言わないでほしかった。
ネット上の感想をみて脚本なおしたの、そうなの…。
4章はデジモン直撃世代の方の脚本で
キービジュ太空ヤマですって。
これはすごい二次創作が期待できそうですね。
なんか高石がおめこちゃんのことを気にかけてますけど
ここのシーンの全体的な白々しさ。
だれのせいとかだれがわるいとかじゃなくて云々からの
やさしいことばかけないで罵られてる方がほにゃらら。
なんでお前の気を楽にしてやらなきゃいけないんだよ。
自分をかわいそうにしてあらかじめ自分で自分を責めることで重圧から逃れようとするなよ。
今までおめこちゃんに感情移入できるようなエピソードがなかったので、
ここのシーンの説得力のなさが際立つ。
こんなにべったべたな台詞を持ってきてんのにね。
そんでようやくデジタルワールドに行くわけだが、
こんなに人為的にさくっと行けるんですね。
紋章の力ってそんな万能なあれなの?
デジタルワールドの修復に使ったんじゃなかったの?
はあ簡単なこってすな。
姫川は一乗寺くんのD3持ってたけど、プレバンで買ったの?
究極体の戦いから逃げるとき、爆発で坂みたいなところを滑り降りるとこで
高石が八神ヒカリさんの手をひいてるの、おじさんは見ました。
そういうさりげなさはいいと思います。
でもその役はおにいちゃんがよかったな!!!!
なんでおにいちゃんじゃないの!!!!!!!
とらいの高石、「タケル君に手なんか握られたら赤ちゃん出来ちゃう」
とか言われてそう。
なんでみんな示し合わせたように制服なの?
せっかく今回は準備していけるから
必要な道具持ってってるのに
なんでわざわざ制服で来たんだよ。
あぶないでしょ。
デジタルワールドで思い思いの服装になるのかと思ったらならないしね!
制服ぼろぼろになっちゃったらもう着れないよ?
高いのに。
リブートが行われたデジタルワールドで出会ったデジモンたちは、
選ばれし子供たちの記憶がなかったわけですが
彼らは生まれたときからパートナーを待ってたはずなんですよね。
でもパートナーの存在さえ知らないということは、
光が丘の事件がなかったことになっているということか。
デジタルワールドではなかったことになっているけど現実世界ではあるのか。
現実世界とデジタルワールドが交わったところに過去改変が起こらないってことは、
戻るとはちょっとちがうのか。
究極体たちやメイク―モンはリブートされていないみたいだし。
リブートは初期化みたいなイメージでとらえてたんだが、
デジタルワールドとしての時間はそのままに状態だけをまっさらにしているのか。
リブートによって記憶を失ったデジモンたちは最初の冒険のことを覚えてなくて、
その状態で25年後の02最終回を迎えるなんて展開だけはよしてくれよ。
デジモンたちがパートナーがいることすら知らない状態になっていて
光が丘の事件も最初の冒険もデジモン的には存在しないのなら、
太一たちは果たして選ばれしこどもなのだろうか。
安定を望む者によって安定させられたDWにおいて求められてもいないのに
会いたいから会いにいく太一たちは異物として排除されはしないのか。
しないということはデジタルワールドに必要とされているということになるが、
じゃあ果たしてリブートとはなんだったのか。
一乗寺君のD3を姫川さんが持っているということ、
黒ゲンナイさんがカイザーコスおじさんであったことを考えると
やはり敵の手に堕ちているんだと思うし、
02メンが敵としてでてくるんではないかと気が気じゃない。
そもそもリブートって単語は姫さんが言い出したわけで、
なんか当局でも極秘扱いみたいじゃないですか。
本当にデジタルワールドが「リブート」されているのか。
全て計画されていたのではないか。
そうなるとやっぱ安定を望む者は無印のとは違う、暗黒寄りのやつじゃねえか。
初期化というよりもデリートしたうえで別名で保存。
時間が戻っているわけではなく状態だけがまっさらにされて時間は進んでいる。
リブートによって新しいパラレルに分岐した
デジタルワールドβのようなものが作られ、
今までこどもたちが関わっていた
デジタルワールドαはそのまま存在している?
それともデミウルゴスが作った影の世界にスイッチした?
どちらにせよやっぱり1%の壁を越えて世界線を越えるしかないんだ。
髙石先生はリーディングシュタイナーなんだな。
どうでもいいけど冒頭のべたうちみたいなあらすじ、PCで打ってる風ですけど、
あれが「デジタルワールドの冒険」とか言いませんよね?
あれはプロットとかそういうあれですよね?
とらいも高石先生が書いてるのか不安になってくる。
原作高石先生だけどとらいは別の人物が書いてるのでは?
髙石先生が、八神太一にあまりにも意識がなさすぎるよ。
それとも今度は兄貴にフィーチャーしてみたくなったのか。
監督はヤマト君大好きっていってたねそういえば。
3章の一番の見どころはKODらしいし。
続き書きましょうよって編集さんに言われて断ったから
背景だけまるっと持ってかれて
無名の新人作家に書かせたりとかそういうやつかな。
それともコミック版とか実写映画なのかな。
髙石先生なんか筆が荒れてますねとかファンに言われちゃうよ。
リブートすることで、ウィザーモンの魂はどうなってしまうのだろう。
あの場からただ消滅するのだろうか。
テイルモンがウィザーモンのことを忘れてしまうこと、
八神ヒカリさんとの出会いがウィザーモンによって運命づけられたことを忘れてしまうなんて
テイルモンにとってウィザーモンがどれだけ大切な存在だったかという
記憶ごとなくしてしまうなんて。
大切な人が大切だったという記憶を失ったことのあるテイルモンは
他のデジモンよりリブートに対して敏感で、乗り越えねばならないものが多い。
なんにせよ、ようやく第1章再会ってかんじでしたね。
「君じゃなきゃ」が全部持ってくって話を舞台挨拶でしてて、
みんな、監督までもが草生やしてるかんじだったけど、
「知りたいんだ…」を100万回聴いて耐性がついているので、
兄弟だなって思いました。